【代  表】 亮 木 佳 之(りょうき よしゆき)

【生年月日】 1956年1月1日生

【出 身 地 】 兵 庫 県

【経  歴】 サラリーマン時代より下田が大好きで、毎月の

       ように東京から釣りに来ていましたが、いずれは

                 下田に移住して大好きな魚釣りと畑仕事の毎日を

                    過ごすことを夢見ていました。

       35年間のサラリーマン生活の後、2013年

       4月 に東京より伊豆下田に移住しNPOを立ち上

                    げ、新しい生活をスタートさせました。

 

 

 【ご 挨 拶】

  幼少の頃より釣りに親しんで参りましたが、下記のエピソードにあるとおり、色々な体験を通じて釣りの

 楽しさと、同時に自然と接することのリスクを知りました。

 情報化社会の現代では釣りも身近な存在なのかも知れませんが、十分な調査と準備が必要 と思います。

 多くの皆さんに、安全に楽しく釣りを経験していただきたいと思い、自らの経験が少しでもお役にたてばと

 の思いからこのNPOを立ち上げました。

 初めて釣りをされる方、初心者の方向けの釣り教室(個人レッスン)です。

 ご家族で、恋人同士で、お友達同士で、是非一度遊びに来てください。

 皆様と、伊豆下田の海でご一緒できることを楽しみにしております。

 下記のエピソードも 是非ご一読ください!!

 

 事務所(自宅)で釣り具の手入れ
 事務所(自宅)で釣り具の手入れ
 準備完了! さあ~出発!
 準備完了! さあ~出発!

 

【エピソード1】(ヘラブナ釣り)

幼少の頃、祖父に近所の池にヘラブナ釣りに連れて行ってもらっていましたが、ある時、ヘラ浮きが円を描くように微妙な動きをはじめたので、”エイヤー!”とばかりに合わせを入れたところ、一気に浮きが引き込まれて竿が弓なりにしなり、小さな私の体は竿に引っ張られて池の土手を滑り落ち始めたではありませんか!

池に落ちたくなければ竿を離せばいいのですが、なぜか必死で竿を握りしめながら”あ~! もうだめだ!”と子供ながらに観念したその時、むんずと首根っこを把まれ斜面を引き上げられて行くではありませんか!

見上げると祖父が左手で私の首根っこを把み、右手で土手の草を把み必死の形相で斜面を這い上がっていました。何とか私を引き上げると、私が握る竿を取って引き上げたところ・・・・。何ということでしょう!巨大な鯉が掛かっているではありませんか!

持ってきたバケツには到底入らないので、”よし坊!タライ取ってこい!”(よし坊と呼ばれてました)と言われ、家まで走ったものです。

ー「自分の身は自分で守らねば!!」ー

 

【エピソード2】(地曳網)

オートキャンプが流行した時があり、例にもれずワンボックスカーでキャンプして朝から地元の地曳網に参加しました。鯵、鰯、鯛など多種多様の魚の他にウツボなどの危険な魚も混じっており注意しながら仕分け作業をしていたのですが、突然 右手親指に縫い針で突き刺されたような激痛が走り、指を掴んで数分間悶絶してしまいました。あまりの激痛に相当の裂傷を覚悟しましたが、恐る恐る指先を確認したところ何の損傷もなく、ただひたすら右腕から脳天に突き刺さるような痛みが続きました。

ようやく平常心を取り戻し、毒魚に刺されたことを認識し、119番で救急病院を調べて応急処置をしてもらいましたが、指先から猛毒が入っているためメスで指先を切開して毒を排出するしかなく、麻酔なしでの処置はかなりの苦痛でした。

その後、最寄りの病院で通院治療しましたが、麻酔なしの毒排出切開治療は苦痛の日々であり、毒が骨にまで達すると親指切断も覚悟しろ言われ暗澹たる思いでした。1か月ほどで何とか危機を脱しましたが、20数年経った今でも指先の痛みは消えていません。

それ以降、釣りに行く時には必ず携帯用の魚図鑑を持ち歩き、知らない魚が釣れた時にはすぐに安全を確認しています。

ー「知らない魚には直接触らないこと!!」ー

 

【エピソード3】(初めての海釣り)

幼少時より淡水魚釣りは経験していましたが、海釣りの経験がなく30歳過ぎてようやくチャレンジしました。職場の先輩のアドバイスで初めは投げ釣りがが良かろうということで、釣具店で道具をそろえ最寄りの投げ釣り公園へ釣行することとし、電話帳で釣り場近くのエサ屋も調べて(当時はインターネットもなく電話帳が頼りでした)万全の態勢で出発しました。

さて早朝、投げ釣り公園へ到着し空いているスペースで仕掛けづくりを終え、いざ、仕掛け投入となりましたが・・・。なんか変だなあ~、あれ?エサがない!

緊張のあまりエサ屋に寄るのをすっかり忘れてました。大慌てで釣り公園に事情を説明して一旦外出させてもらい、エサ屋でイソメをゲットし再び釣り場へもどり今度こそ万全の態勢で仕掛けを投入!・・・・・

ところが、正面に投げたつもりの仕掛けが遥か右方向の水面に着水してしまい、一斉に周りから冷たい非難の視線を浴びることとなってしまいました。投げ釣り公園では狭い間隔でみんなが正面に仕掛けを投げているので、違う方向へ投げてしまうと仕掛けがすべて”お祭り”(仕掛けが絡み合ってしまうこと)してしまうので、右方向の10人位の釣り人一人一人にお詫びしながら仕掛けを回収することとなりました。

さて、今度は絶対に正面に投げなきゃ!・・・緊張の中、慎重に仕掛けを投げ入れほっと一息入れて一服(当時は喫煙者でした)していたところ、何やら竿先にピクピクとアタリがあり、”やったあ~!” とばかり仕掛けを上げたら・・・・。なにやらヘビのような物体がついておりウミヘビかとギョッとしたところ、隣のオジサンが ”お~!アナゴじゃ!” とのことで、海釣り初の釣果はアナゴでした。

アナゴの料理方法がわからず、ぶつ切りにして煮付けていただきました。

ご馳走様! 波乱に満ちた とても楽しい初めての海釣りの1日でした。

ー「釣りの準備は万全に!!」-

 

おわり